さんまのお笑い工場委員会67話 マイクスタンドの亡霊
「幸せになりたい~」という願望は前前前世から世の中の99%の人が持っている感情だと思う。
幸せの基準は千人千色、宝くじで億万長者になる、結婚してマイホームを建てる、といった普遍的なものから、川辺を散歩をするだけで心が満たされる人やおちんちんを触るだけで満足する奴もいる。
そしてハッピーになれば誰しもが笑う。
「幸せ=笑顔」これは100年後も同じ図式だ。
僕の中で、てっとり早く笑顔になる方法はバラエティ番組を視聴する。
それだけ。カップ麺を作るより簡単。コスパさいこー
でも最近のテレビはつまらない!スマホゲー ヒカキンの方が面白い。とケチョンケチョンに叩かれ、テレビなんて無駄無駄無駄無駄!とティーンエイジャーから突き上げられるのは、悔しくてしょうがない。
が確かにそうで、ぐうの音も出ない
昔は規制が緩く、予算も青天丼だったのでやりたい放題で楽しかったよね~(*^-^*)と多くの芸人が語っているし、実際ゴールデンタイムを占めているのはクイズ、グルメ紹介、池上彰、今でしょ!の番組だ。
僕も見ていない。
しかし、間違いなく(僕的には)腹を抱えて笑う番組が存在している。
その内の一つがさんまのお笑い工場委員会だ。
毎週、ゲストにひな檀の芸人がクレームをつけゲストを向上させようという内容で(それは建前でそんな気は微塵もない)
正直、最初はひな壇芸人がさんまを持ち上げて、笑ってる感じが上司に媚を売っている平社員みたいで嫌で半年ほど見なかった。(録画はしていた)
が、ある日ただボーッとしていてタマタマ見たら、そんな感情は消え去り爆笑していた。
この番組のひな壇は今のバラエティで活躍している人ばかり。
彼らはよく笑顔でテレビに出ているが、それはバラエティ用で素の顔は
見せない。(仕事だから当然だけど)
だがここでは彼らが本当に爆笑している姿がときたま映し出されていると思う。
それは他の番組では言えない他の芸人対しての本音(悪口)や、番組内で出来上がっていく内輪ノリ、売れてる奴がドン滑りして焦っている姿があるからかもしれない。
彼らは他の番組ではあまり滑らないが、ここでは誰もがさんま以外死ぬほど滑っている。
だから彼らは汗だくになりながら、がむしゃらに戦う。
オールスター感謝祭司会者によるこの躍動感溢れるツッコミを見てほしい。
↑蹴られるサンジャポ司会者
修羅を潜り抜け実力のある芸人達が、滑るのを恐れながらもボケて突っ込んでさんまに怒られ号泣するまで焦る姿はもはやドキュメンタリーだと思っている。
グーグルで検索すると内輪ウケでつまらない、ガチャガチャしてて何を言っているか
分からない、単純につまらないといったティーンからの感想が出てくるが確かにそれは否めない。
本当に内輪ウケだし(←好き)、ガヤが飛び交い(←大好き)単純につまらない(←売れてる若手が焦ってる姿大好き)
しかしこれほどまでに芸人が好き放題暴れる「場」というのはさんましか提供する事が出来ないし、さんまもいつ芸能界を辞めるか分からない。
だから視聴率が悪くても出来る限り長く続いて欲しいと心から願う。
最初は67話の感想書こうと思ったのに、一ミリも67話の要素が無いですね。
台風のせいで飛んでったのかな